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おせちの由来と食材の意味を知っている?分かると面白いおせちの始まり

      2016/11/02

 

おせちの由来と食材の意味は?知ればおせちが楽しくなる!

 

毎年、お正月になるとおせちを食べますよね。

 

子ども頃は、おせちを食べる意味や、由来について興味がなかったので、

「お正月になったらおせちを食べる」と漠然と思っていました。

 

成長するにつれて、おせちの由来やその食材の意味を知ると、

昔の人の生活への思いが分かり、興味が持てるようになったんです。

 

今回はちょっと面白い、おせちの由来や使われる食材の意味についてご紹介します。

 

関連記事:お雑煮は地域ごとで作り方が違う?あなたの家のお雑煮はどんなレシピ?

 

おせちの由来は節目のお祝い

 

おせち料理は漢字で書くと「御節料理」と書きます。

 

簡単に言えば、一年の始めに新しい年が始まることを祝う節目の料理です。

 

おせち料理が、一般的に食べられるようになったのは江戸時代の頃で、

庶民が宮中の行事を生活に取り入れたことがきっかけです。

 

おせち料理の歴史はもっと古く、弥生時代にはその原型となるものが存在していました。

 

「節供(せっく)」と呼ばれる、自然の恵みや収穫に感謝して神様にお供えをし、

お供えした後の食物で料理を作って、節供料理として食べていました。

 

時がさらに経ち、中国からの文化が入ってくると、

宮中では元旦や五節句の宮中行事の際に「御節供(おせちく)」がふるまわれました。

 

この言葉が略されて、おせちになり、今の形になっています。

 

おせち料理の食材の意味

 

おせち料理の食材にも意味があります。

 

正式なおせちは4段、地域によっては5段で壱の重、弐の重、参の重、予の重、五の重となります。

 

ですが、現在では家族の人数が減ってきたことから、3段が主流になってきました。

 

それでは、壱の重、弐の重、参の重の順で、食材の意味をご紹介します。

 

◯ 壱の重

一段目には、お酒(御屠蘇)と一緒に祝う祝肴である

数の子や田作り、口取りと呼ばれる、かまぼこ、伊達巻などを詰めます。

 

簡単に言えば、お酒のおつまみのようなものが入っているわけですね。

 

数の子…数の子はニシンの卵です。

ニシンは卵が多いことから、子宝、子孫繁栄を願う意味があります。

 

田作り…江戸時代は、農作物の肥料に鰯を、使っていました。

田作りという言葉は、田んぼを作る意味があり豊作を願う気持ちが込められています。

 

別名、ごまめ(五万米)ともいわれます。

田作りの味付けも、色々なバリエーションが増え、最近ではカレー味を食べましたよ。

 

黒豆…一年をまめ(まじめ)に働き、まめ(健康)に働けるようにという願う意味があります。

まっ黒に日焼けするぐらいマメに過ごすという意味や黒色が魔よけの色に由来しているとも言われています。

 

たたきごぼう…ごぼうは、根を深く貼ることから、家がその土地に根付き

安泰に暮らせるという願いが込められています。

 

また、開きごぼうとも呼ばれていて、運が開ける、開運の意味もあります。

 

紅白かまぼこ…半円の形が日の出に似ている、紅白で縁起がよいことからおせちに使われます。

また、赤は魔よけ、白は神聖を表している説もあります。

 

伊達巻き…「伊達」は華やか、派手を意味することから、お正月を祝うのにピッタリとされています。

 

巻いた形が、学問に使う巻物に似ていることから、学問成就を祈るものです。

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また、伊達政宗が卵と魚のすり身を焼いたものが好物だったという説もあります。

 

栗きんとん…きんとんは漢字で金団と書き、つまりお金、金運の縁起物です。

また、勝ち栗と言われることもあり、勝負に勝つという意味があります。

 

錦卵、岩石卵…玉子の、黄色と白色が金と銀に例えられ使われます。

 

◯ 弐の重

弐の重には、一の重の口代わりとして、酢の物と焼き物を入れます。

 

壱の重に詰め切れなかったものや、煮物を詰めることもあります。

 

なます…水引の紅白を表していて、平和を祈る気持ちが込められています。

 

ちょろぎ…長老喜、千世呂木と書くことから、長生き、長寿を表します。

 

酢蓮…レンコンは極楽の池にある花でもあり、穢れのない象徴です。

また、たくさんの穴が開いているので先の見通しが良い、先行きが安心の意味もあります。

 

菊花株…旬のカブを、菊の花の形にして、長寿を祝う縁起物です。

 

カブは武家社会では頭の意味があり、頂点に登れるという願いも込めています。

 

エビ…エビが背を曲げていることから、背が曲がるまで長生できるとされています。

エビの赤色が魔よけ、晴れやかというイメージもあります。

 

ぶり…出世魚であることにあやかって、出世を願っています。

 

たい…めでたいのゴロ合わせから使われています。

 

ウナギ…ウナギを使うのは最近からですが、ウナギ昇りで縁起が良いとされています。

 

小肌粟漬け…小肌も出世魚の一つで縁起物です。コノシロという魚の前が小肌です。

 

とこぶし…別名「ふくため」と言われることから、福が溜まるという長いがあります。

 

干し柿、干し梅…干し柿、干し梅のしわが老人のしわを意味し、長寿を表します。

 

◯ 参の重

参段目には、煮物を入れます。

 

色々な食材を入れて煮た煮物は、

家族が一緒に仲良く暮らせるようにという、平穏の願いが込められています。

 

さらに、使われる野菜なども、ちゃんと意味を持っています。

 

里芋、八つ頭…親芋にたくさんの小芋が付くことから、子宝、子孫繁栄の意味があります

 

くわい…最初に大きな芽が出るので「めでたい」という縁起物です。

黄色に色づけて、お金、金運の意味もあります

 

しいたけ…シイタケの笠が陣笠に見立てています。

神様へのお供えものに使われていたため、健康を祈る気持ちが込められています

 

手綱こんにゃく…手綱を締めて心を引き締め、戦いに備えるという意味と、結び目が円満・良縁を表します。

 

梅花にんじん…にんじんの赤色が寿を表す、梅は花が咲くと必ず実を付けることから、縁起がいいとされています。

 

タケノコ…成長が早く、まっすぐに伸びることから、子供の健やかな成長を願って、使われます。

 

昆布巻き…こんぶと喜ぶのゴロ合わせで、幸せを願う気持ちが込められています。

ニシンなど魚を巻いて煮ることもあります。

 

まとめ

 

地域によっては、入れる物もずいぶん違ってきますが、

どれも家族の健康や幸せを願うものばかりが使われています。

 

おせちもずいぶん進化しているので、味を重視したものが増えてきましたよね。

 

正直、とても美味しいかと言われると返答に困るものもありますが、

幸せ願う昔からの習慣です。

 

由来や意味を考えて食べるのもいいですよね。

 

 

 

 

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