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お雑煮は地域ごとで作り方が違う?あなたの家のお雑煮はどんなレシピ?

      2016/12/02

 

お雑煮の由来とは?地域によって、お雑煮はどう変わる?

 

お正月の3日間に食べるものと言えば、お雑煮ですよね。

 

何となくお雑煮を食べていることも多いですが、ちゃんとした由来があります。

 

お雑煮は、地域色が強く表れる食べ物と言われていて、

使われるお餅の形、出汁、具材など、種類がたくさんあります。

 

よく言われるのが、関西風・関東風の違いですが、

47都道府県、さらには各家庭で味が違う、まさに十人十色です。

 

一体隣の人はどんなお雑煮を食べているのかと考えてしまいますよね。

 

今回は、お雑煮の由来や地域ごとのお雑煮はレシピをご紹介します。

 

関連記事:おせちの由来と食材の意味を知っている?分かると面白いおせちの始まり

 

お雑煮の由来

 

お雑煮の由来は諸説ありますが、有力なものを2つご紹介します。

 

◯ 神様からのおさがり説

昔、大晦日には神様が家に来ると信じられていて、お餅と一緒に野菜をお供えする習慣がありました。

 

お正月には神棚からお供え物をおろし、そのおさがりでお雑煮を作って食べたのが始まりです。

 

お供えしたものを食べることで神様の恩恵を受けることができ、

一年間、病気をせずに元気で暮らすことができると信じられています。

 

この、おさがり説が、最も有力で、広く知られています。

 

◯ 宴会の始めに食べていたのがきっかけ説

室町時代ごろから、お雑煮を食べる習慣がありました。

 

宴会の始まりに食べることから、縁起の良い食べ物とされていて、

その内、一年の始まりであるお正月に食べるようになりました。

 

庶民にとってお餅は高級品で手が出せなかった為、お餅の代わりに里芋を使っていました。

 

お雑煮の雑学

 

◯ お雑煮のパワーがアップする食べ方

お雑煮は縁起が良い、神様の恩恵を受けるための食べ物で3日間食べますよね。

 

お雑煮のパワーをアップさせる食べ方があり、それは

 

・元旦から3日にかけて、お餅の数増やしていくと末広がりで縁起が良い

 

・具材は色々なものを食べると、一年を病気せずに過ごせる

 

と言われています。

 

どちらも簡単にできそうですが、お餅の数を元旦に3個などにしてしまうと、

3日目には5個以上食べないといけないので、ちょっと注意が必要ですね。

 

◯ 丸餅と角餅の意味

また、お雑煮でよく言われるの、お餅の形の違いです。

 

それぞれ、

 

丸餅・・・家庭円満

角餅・・・蔵が経つ

 

という意味が込められています。

 

最初の頃は全国的に丸餅を使っていましたが、時代ともに角餅が出てきました。

 

角餅を使う江戸は人口が多いため、いちいち餅を丸くするのは非効率と考えられていました。

 

大量に早く作るために、型に一気に流した切り餅が使われるようになり関東に広まりました。

角餅は合理性を重視した結果に生まれた食べ物です。

 

地域によって違うお雑煮

 

次は、地域によって、お雑煮がどう違っているのかをまとめてみました。

 

北海道から南に下っていくことで、お雑煮が変わることが分かって面白いですよ。

 

◯ 北海道

北海道は色々な地域の人たちが集まっているため、お雑煮も関西風、関東風など色々な味があります。

 

家庭によっても大きく味、見た目が違うことも珍しくありません。

 

基本は焼いた角餅に醤油味の汁、具材はカニやいくらなど贅沢な具材が入ることもあります。

さすが海の幸の豊富な北海道ですね。

 

◯ 東北

焼いた角餅を入れるのが主流です。

 

汁の味付けは醤油ベースですが、出汁は鶏がら、はぜ、フグ、鯵、カツオなど様々です。

 

具材は、大根、人参、しろねぎ、ごぼう、舞茸、山菜などをいれます。

お餅の食べ方に特徴がある県もあります。

 

岩手県ではくるみダレを別の椀にいれて、お雑煮の餅をつけて食べます。

 

また、宮城県は、お雑煮と一緒に、あんこ餅を食べる家庭もあります。

お雑煮とあんこ餅を食べるなんて、お腹がいっぱいになりそうですね。

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◯ 関東

関東のお雑煮は醤油ベースに焼いた角餅に根菜類を合わせる、いわゆる関東風お雑煮です。

 

出汁が各県で違う傾向があり、鶏がら、カツオ、昆布などを使います。

 

県で違うというよりも、家庭によって差が生まれているようです。

 

◯ 中部

中部地方になると、関西、関東の特徴が混ざってきます。

 

同じ県でも丸餅、角餅の両方を使っていたり、味噌ベースの出しの家庭が多い県もあります。

 

例えば福井県は味噌ベースの出汁で丸餅を煮て、カブを入れていますが、

長野県では焼いた角餅を醤油ベースのスープで煮て、ブリと山菜などを入れています。

 

岐阜県では、角餅を焼いてからではなく、そのまま煮るなんて言うケースもあります。

 

◯近畿

このあたりから、関西風のお雑煮の割合が高くなります。

 

出汁は醤油ベース、白味噌ベースのどちらもありますが、やや味噌ベースを使う家庭が多いです。

 

特に三重県は、中部地方と隣接しているので、関西風と関東風との境目と言われています。

お餅は角餅も丸餅も両方使い、出汁も白味噌、赤みそ、醤油ベースなど色々な味があります。

 

奈良県ではちょっとびっくりな食べ方をしていて、お雑煮お餅を黄な粉に付けて食べています。

 

塩気のある出汁で煮たお餅が、甘いきなことマッチして美味しいのだそうです。

 

◯ 中国

お餅は、ほぼ丸餅を使います。

 

出汁は、醤油ベース、味噌ベースの両方を使います。

 

具材は野菜に各地方の特産品を入れることが多く、

広島では牡蛎を入れたり岩のりや平天を入れる県もあります。

 

変わったところでは、鳥取県では、甘い小豆をベースにしだ出汁でお雑煮を作ります。

 

ぜんざいやお汁粉は違うもので、小豆雑煮というそうです。

 

◯ 四国

四国は各県でお雑煮が違います。

 

徳島県は丸餅を白味噌で、香川県は小豆餅に白味噌、

愛媛県は丸餅か小豆餅を醤油ベースの出汁、高知県は角餅をそのまま醤油ベースの出汁で煮ています。

 

具材は、ニンジンや三つ葉などシンプルに仕上げています。

 

◯ 九州

九州では、丸餅をそのまま煮て使い、出汁は醤油ベースです。

 

出汁の取り方に特徴があり、主に、いりこやあご(トビウオ)、エビだしを使う県があります。

具材はぶりを入れたり、もやしを入れたり、たくさんの具材を入れるのも特徴です。

 

ちなみに沖縄県では、お雑煮を食べる文化がありません。

代わりに中身汁というものを食べるそうです。

 

また、私は九州地方に住んでいて出汁は醤油ベースです。

ですが、出汁は、あご、こんぶに、干ししいたけのもどし汁を少したします。

 

こだわりというより、おせちの煮物を作った時の、出汁の残りです、

 

具材も、あえて揃えるのではなく、大晦日の晩御飯で食べる鍋の具材の残りや、

おせちを作る時に残しておいた、野菜やかまぼこを使います。

 

わざわざ、揃えるというより、残りものを使いきるという印象が強いですね。

 

お雑煮のレシピ

 

それでは最後に関東分と関西分のおせちの作り方をご紹介します。

 

◯ 関東風のお雑煮

1.大根、にんじんなどは短冊切りにし、鶏肉は一口大にし、サッと茹でる。

 

2.ほうれん草はサッと塩ゆでにし、水にとって水気をしぼり、5センチぐらいに切る。

 

3.餅は少し焦げ目が付く程度に焼く

 

4.すまし汁を作り、弱火にし、鶏肉に火を通す。

 

5.お椀に焼いたお餅、野菜やかまぼこなどの具材を入れ、鶏肉も入れる。

 

6.最後に出し汁を注ぐ

 

◯ 関西風のお雑煮

1.にんじん、大根は食べやすい輪切りにし、里芋は皮をむいて、茹でてぬめりを取る。

 

2.みつばはサッとゆでて、5センチほどに切る

 

3.出汁を鍋に入れて、野菜が柔らかくなるまで煮て、煮えたら白味噌を入れる

 

4.餅は熱湯でゆでて、柔らかくする

 

5.お椀に餅と、野菜などを入れて、出汁を注ぐ

 

6.出汁の中に、餅を入れて柔らかくして、最後に味噌を入れる作り方もあります。

 

まとめ

 

私は、関西風を食べていましたが、

主人は関東出身なので関東風を食べて育ち、全く違うお雑煮で育ちました。

 

お正月は主人の実家なので、初めてお雑煮を食べたときはびっくりしました。

 

今は、2日間は関東風、3日目は私が食べた関西風のお雑煮を作り、子供たちに伝えていっています。

 

お雑煮は、各家庭で味が違う、いわば、家庭の思い出の味になります。

私のように、全く違うお雑煮の習慣がある時は、また新しいお雑煮が生まれるかもしれませんね。

 

それも楽しみ方の一つです。

 

 

 

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