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節分の豆まきの由来とは?正しい作法と地域ごとで違う豆まきのやり方

      2016/12/04

 

節分、豆まきの由来、作法は?地域ごとで、豆まきって違うの?

 

日本には2月3日の節分は、豆まきをする習慣があります。

 

各家庭や幼稚園などで豆まきをすると思いますが、

どうして節分に豆をまくのか、鬼はどこから出てきたのか?

 

その由来について、実はよく知らないということもあります。

ですが、子供から質問された時にはきちんと答えてあげたいですよね。

 

そこで、日本の習慣を残すためにも、

きちんと知っておきたい節分、豆まきの由来についてご紹介します。

 

関連記事:恵方巻きの正しい食べ方って?手作りレシピとおかずにピッタリなメニューを紹介!

 

節分に豆まきの由来

 

◯ 節分とは

節分と言えば、2月3日と答える人が多いと思いますが、

節分は、春、夏、秋、冬の年に4回あります。

 

節分とは、本来「季節の分かれ目」のことです。

2月3日は、春の節分で、一年で最初の節分とため、特に大切とされてきました。

 

そのため室町時代あたりから、節分と言えば春の節分をさすのが一般的になりました。

 

◯ どうして鬼なの?

節分が大切な日だと分かったところで、

次に不思議なのは、「鬼」がどこから出てきたのかです。

 

「オニ」は「陰(おん)」から来ています。

 

映画で「陰陽師」というものがありますが「陰」とは悪い霊的なもの、見えない邪気のことで、

それを「オニ」と呼ぶようになりました。

 

季節の変わり目に体調を崩しやすくなったり、台風などの災害って多いですよね。

 

昔は、そういった困った出来事をすべて邪気、鬼の仕業としていて、

それを退治しなければならない考えました。

 

ちなみに、鬼に角が合って、虎柄のパンツを履いている歌も聞いたことがありませんか。

これも「陰」に由来します。

 

十二支で「陰」の方向は、「丑」、鬼の住む鬼門は「丑寅」の方向ということから、

鬼は牛の角を持ち、虎のパンツをはいた姿をしています。

 

◯ 豆まきの由来は?

豆まきは、鬼を退治するためにまくのですが、それがどうして大豆なのかも不思議ですよね。

 

これには、いくつかの説があります。

 

・鬼を退治した説…

昔、京都の鞍馬に鬼が出て困っていたが、神様のお告げの通りに鬼の目に豆をまいたら退治できた。

 

「魔(鬼)の目→魔目→まめ」と、「まめ→魔滅→魔を滅する」に、

「まめ」がつながっていると考えられるようになった。

 

・豆に邪気を払う力がある…

米や豆には邪気を払う力があるので、これで鬼退治ができる

 

などです。

 

◯ 豆は炒ったものを使う

豆まきの前は炒った豆を使い、この豆を「福豆」といいいます。

 

これは先ほどの鬼を退治することから、鬼の目を射るが炒るに通じるという説と、

撒いた豆から、芽が出るのは縁起が悪いと考えたためです。

 

お店で、売られている豆まき用の豆は、すべて炒られています。

ちゃんと知らないうちに、この伝説が守られているんですね。

 

正しい作法とは?

 

豆まきをいっても、ただ単にまけば良いというものではありません。

ちゃんとした作法があります。

 

◯ 豆まきは夜に行う

豆まきは鬼がやってくる夜に行うのが正式です。

 

幼稚園などでは仕方がありませんが、家にやってきた鬼は夜退治するようにします。

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◯ まく人は一家の家長、年男、年女、厄年のひと

豆をまく人は、本来、一家の家長や、年男、年女、厄年の人です。

 

ですが、豆まきは、今は、みんなで楽しむ行事へと変わりました。

小さいことは気にせず、家族全員で一緒に楽しんでくださいね。

 

◯ 豆まきの仕方

まく時間帯と人が分かったところで、次はまき方の作法です。

 

1.福豆を用意したら、升に入れて神棚などにお参りする

 

2.大きな、掛け声とともに豆をまく

 

3.豆をまいたら、即座に窓を閉める

 

4.まいた後は、自分の年齢よりも1つ多く豆を食べる(来年の厄除けのため)

 

最後の豆は、年齢分よりも1つ多く食べるのがポイントです。

忘れないようにしてくださいね。

地域によって違う豆まき

 

豆まきは日本古来の行事なのですが、地域ごとにまくものや掛け声が違います。

 

◯ 豆以外 落花生をまく地域がある

豆まきと言えば大豆が主ですが、落花生をまく地域もあります。

 

北海道、東北、信越地方では、落花生をまき、お店でも豆まき用の落花生が売られています。

 

理由は様々ですがもっとも大きな理由は、とても合理的なものです。

 

それは、

・大きいので拾いやすい

・殻付きのまま投げるので、中身が清潔

 

と考えるためです。

 

ですが、寺院、神社などの豆まきでは、正式の炒った大豆を使います。

 

特に北海道は、落花生以外にもお菓子をまく地域もあります。

 

北海道は、昔から開拓精神が根付いていたため新しいアイデアが浮かぶんですね。

これ以外では、宮崎県、鹿児島県の一部でも、落花生を使う地域もあります。

 

理由は、その地域の特産物だからというのが一番であるようです。

 

◯ 掛け声も色々

一般的に「鬼は外、福は内」ですが、これも色々です。

 

これ以外で一番多いのが「福は内、鬼は内」「福は内、鬼も内」です。

有名な所では、

 

・奈良県の元興寺、天河神社、金峯山寺蔵王堂

・東京都の稲荷鬼王神社

・群馬県藤岡市鬼石地区

・宮城県村田町

 

などです。

 

成田山新勝寺、愛知県の大須観音…「福は内」のみ

東京都も仏立山真源寺…「福は内、悪魔外」

 

名字に「鬼」(鬼頭、鬼沢など)、埼玉県鬼鎮神社などは、

鬼は外以外の変え声、「福は内、鬼は内、悪魔外」などを使います。

 

また、伝統ある商家では「鬼=大荷」とするため、「鬼は内」というそうです。

掛け声一つにも、色々な思いが含まれていて面白いですね。

 

まとめ

 

同じ日本でも、掛け声やまくものが違うなど、なかなか節分も興味深い行事ですね。

 

最近では、住宅事情が変わってきたためか、夜に豆をまく家庭が少なくなってきました。

 

また、幼稚園や学校などでも、

衛生の問題からラップや小さなビニール袋に入れた豆をまくところもあるようです。

 

仕方のないところもありますが、せっかくの由来がある節分です。

イベントを行う時には、その由来や鬼の意味なども伝えてあげるとより楽しいイベントになりますね。

 

 

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