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インフルエンザ予防に手洗い、うがいは効果的?緑茶や紅茶でのうがいはどうなの?手洗いには石けん?それともアルコール消毒?

      2017/01/22

 

 

「外から帰ってきたら、手洗い、うがいをしなさい」

小さい頃から言われたり、子供に教えたりしていますよね。

 

ですが最近、インフルエンザの予防法が少し変わってきています。

 

インフルエンザの予防にうがいをしても意味がない、石鹸・うがい薬の使いすぎは良くないなど、

今までの常識が変わりつつあります。

 

そこで今回は、インフルエンザの予防するための手洗い・うがいについてまとめました。

 

関連記事:インフルエンザになった時にとりたい食事と避けた方がいい食品とは?症状が酷い時の食事はどうする?

 

インフルエンザ予防に手洗い、うがいは効果があるの?

 

◯ 新事実!うがいはあまり意味がない!?

最近、厚生労働省、保健所等が作成したインフルエンザの予防を呼びかけるポスターなどには、

うがいを推奨する内容が無くなっています。

 

今までは、インフルエンザの予防にはうがいは効果的とされていました。

 

しかし、インフルエンザウイルスをはじめ、

○○ウイルスと呼ばれるものは、他の生物の細胞に付くことで増殖します。

 

ウイルスが細胞について増殖を始めるまでの時間は、わずか20分。

つまり、20分に1回にうがいをしなければ、予防をすることはできません。

 

日常生活を送っていて20分おきにうがいをするのは不可能に近く、

ウイルスがついたタイミングも分かりませんよね。

 

この事から、うがいはインフルエンザのような強い感染力があるウイルスの予防には高い効果は期待できず、

推奨される方法として記載されなくなりました。

 

しかし、効果がゼロというわけではありません。

うがいをすることで、喉が潤い、粘液の分泌や血行の促進ができる効果がありません。

 

しないよりはした方がよいので、たとえ記載が無くなっても、

手洗い、うがいをセットにすることは良い方法と言えますね。

 

◯ 手洗いでウイルスを流す

一方、手洗いは手に付いたウイルスを流すことが出来るので、予防法として推奨されています。

 

インフルエンザはくしゃみや唾液による飛沫感染ウイルスが付いたものを触る接触感染で広がっていきます。

 

もし、手にウイルスが付いている状態で食事をするとウイルスを口の中に入れてしまい、感染してしまいます。

手洗いすることで、ウイルスを洗い流すことができます。

 

手を洗う時には洗い残しが無いように、

指を1本ずつ、爪の中まできれいに洗うことが肝心です。

 

予防効果のため、洗う時には15秒以上の時間をかけてください。

 

緑茶や紅茶でのうがいどうなの?

 

◯ 緑茶や紅茶は効果がある?

よく、緑茶でうがいをする人はインフルエンザになりにくい、という話を聞きますよね。

 

でも、先にうがいは予防効果が、それほど期待できないとお伝えしました。

一体どういうことなのでしょう?

 

緑茶にはカテキンというポリフェノールが含まれていて、

インフルエンザウイルスを抑制する働きがあるとされています。

 

また、ビタミンCには免疫を強くする働きがあり、抗菌作用もあります。

効果を考えるなら、濃い目がおすすめです。

 

どちらかと言えば、うがいをするより飲む方が恩恵を受けることができますが、

水でうがいをするよりは予防効果が高くなります。

 

紅茶も同様に、テアフラビンというポリフェノールが含まれていて、

緑茶に比べて抑制力が2、3倍あると言われています。

 

緑茶が苦手な人は、紅茶も効果があります。

 

お茶でうがいをするのは少し贅沢な気もしますが、

予防効果を少しでも高くしたいときは試してみるのもいいですね。

 

◯ うがい薬の使い過ぎに注意

では、うがい薬はどうでしょうか。

 

私は正直、独特な臭いと色が苦手ですが、なんだかすごく効きそうな気もしますよね。

 

うがい薬は、喉の殺菌、洗浄、炎症を抑えたり、口臭を予防したりする効果があります。

しかし、日常的に殺菌するのは常在菌を殺してしまい、必要な菌を失うことになりかねません。

 

使うのは、喉の調子が悪い時などに留めておき、毎日のうがいは水で十分です。

 

◯ インフルエンザはうがいをしても治らない

インフルエンザで喉が痛い時にうがい薬を使うと、ウイルスを殺してくれそうな気がしますよね。

 

粘膜にウイルスが入る前にうがいをして流してしまうなら効果がありますが、

炎症を起こしてしまった後には、ほとんど意味がありません。

 

しみて痛みが増し、症状が悪化することもあるので、

痛みでつらい時は、水のみのうがいにしておいてくださいね。

 

インフルエンザはうがい薬で治ることはなく、喉の不快感を軽減する効果しかありません。

たくさん使ったからといって早く回復するわけではないので、使用量にも注意してくださいね。

 

手洗いに石鹸は必要?薬用がいいの?それともアルコール消毒?

 

手洗いをするときに、石鹸を使うことも多いですよね。

手洗いにも、少し誤解があるようなんです。

 

また、病院や公共の場に設置されているアルコール消毒はどうなのでしょうか?

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◯ 手洗いの時の石鹸は薬用でなくてもよい

「薬用」と表示がされている石鹸を見ると、何となく効果がありそうに思いますよね。

 

実は手洗いはウイルスを殺すわけではなく、泡と水で洗い流すだけです。

だから、普通の石鹸でも薬用でも効果には違いがありません。

 

薬用石鹸は細菌を殺すことができても、ウイルスは殺すことができません。

大切なことは、泡と水で丁寧に洗い、洗い残しが無いように時間をかけることです。

 

指と指の間、爪と指との小さな隙間にもウイルスは潜んでいるので、

細かいところまで洗い流すことが肝心です。

 

また、薬用石鹸を使いすぎると手の常在菌もなくなり、

細胞がバラバラになるため、ウイルスが繁殖しやすくなります。

 

大量に付けて、一日に何度も洗わないようにしてくださいね。

 

◯ アルコール消毒でインフルエンザウイルスを殺すことができる

病院や公共の施設などに設置してあるアルコール消毒は、

インフルエンザウイルスを殺す効果が、かなり期待できます。

 

インフルエンザウイルスは、

エンベロープという脂質性の膜に覆われていて、この膜を使って感染を広げていきます。

 

アルコールには皮脂を溶かす作用があるため、

エンベローブがアルコールに反応すると、溶けて活動しなくなります。

 

これを不活化といいます。

 

水が無く手洗いができなくても、アルコールを使うことでインフルエンザを予防することが可能です。

 

設置してある時は、インフルエンザの予防になるので積極的に使いましょう。

 

◯ 石鹸とアルコール消毒の両方で予防を

石鹸とアルコールの役割は違うため、どちらか一方がいいのではなくどちらも有効です。

 

ですから、手洗いで予防効果を高くするためには

 

・石鹸を使った手洗いでウイルスを洗い流す

 

・アルコール消毒で残ったウイルスを不活化する

 

この両方を実行すればさらに良いですね。

 

ちなみに、インフルエンザと同じくらい感染力が強いノロウイルスは、

エンベローブを持っていないため、アルコール消毒には効果がありません。

 

ノロウイルスの予防には、石鹸を泡立てて、しっかり流水で洗い流すことです。

ウイルスによって予防法が違うので、対策を間違えないようにしたいですね。

 

まとめ

 

インフルエンザの予防をするためには、

手洗いでウイルスを流し、残ったウイルスをアルコールで不活化することがポイントです。

 

うがいは、推奨される方法ではなくなりましたが、

粘膜を潤す効果が期待できるので、全く無駄というわけではありません。

 

手洗いをしたついでに、うがいをすることは簡単ですし、インフルエンザ以外の病気の予防にもなります。

 

インフルエンザの時期だけでなく日頃から手洗い・うがいを習慣にして、色々な病気の予防をしましょう。

 

 

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